『3日もあれば海外旅行』

3日もあれば海外旅行

019『3日もあれば海外旅行

■2012年11月刊/定価798円
■光文社新書


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初めての新書です。週末海外の最新事情から、超短期世界一周、LCC活用、マイレージ、スマホ使いこなしまで、現代ならではの海外個人旅行術を余すことなく紹介。バックパッカーの進化形「フラッシュパッカー」のために、即役立つ実践的な内容を、徹底的に旅人目線でまとめました。「短く」「何度も」旅に出よう!

初版時の帯

■刊行に寄せて(2012年11月5日・FBページより)

全部入りの一冊である、と本書のあとがきにも書いた。航空券予約、週末海外、世界一周、マイレージ、スマートフォンなどなど。テーマは雑多ながら、いずれも実践的な内容に徹している。いかに効率良く、お得に旅するか。平たく言えばノウハウである。

時代の流れとともに、旅のスタイルも変化しているように感じる。進化と言ってもよいかもしれない。だから2012年現在の海外旅行(とりわけ個人旅行)について、僭越ながら僕なりにあれこれ考え、整理してみた。限りある日程や予算の中で、いかに満足度を最大化するか。旅のやり方なんてその人次第ではあるけれど、少なくとも工夫する余地は沢山あると思う。

帯文句は、「短く」「何度も」旅に出よう! これまでも繰り返し書いてきたことだが、旅は長ければよいものでもない。長い旅にも、短い旅にもそれぞれに魅力がある。じっくり旅する時間的余裕がないとしても、そのぶん回数を増やしてみるのもアリだろう。短いがゆえに、旅の密度はきっと濃くなる。

タイトルについて少し裏話をすると、実は企画段階では、『フラッシュパッカー旅行術(仮)』と題していた。紆余曲折を経て、『3日もあれば海外旅行』というタイトルに落ち着いた。今回は新書ということで、より広い読者に手にとってもらうために分かりやすさを優先したのだが、結果的にいかにも新書らしいタイトルになったと感じている。そう、今回は新書である。単行本や文庫とはまた違った、新書ならではのアプローチを試みた。変に教科書臭くならないように努めつつも、とりあえずは実用書らしく仕上がった実感がある。

『転んでも海外!』はエッセイ集、つまりは読み物であり、単純に比較対象にはできない。そのうえであえて書くと、二冊は表裏一体でもあると密かに思っている。『転んでも〜』の方は旅立ったあと帰国するまでの話であるのに対し、本書は主に旅立つ前のプランニングに関するものだ。雰囲気自体ガラリと異なる二冊なのだが、偶然にも同時期の発売となったこともあり、自分の中では兄弟のような存在でもある。

どういうわけか今月は新刊ラッシュとなった。発売は11月16日、こちらもよろしくお願いします!

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