『転んでも海外! 心から満足して帰国するための旅極意60』

転んでも海外!

018『転んでも海外! 心から満足して帰国するための旅極意60』

■2012年11月刊/定価1,470円
■幻冬舎


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海外旅行で陥りがちな失敗談を中心とした旅先エッセイ集。空の旅、ホテル、食事、観光、帰国など、現地滞在時のシチュエーション別に60の教訓を抽出しました。恥を忍んで初公開する赤裸々エピソードが満載。それでも、旅はやめられない!

■刊行に寄せて(2012年10月30日・FBページより)

あえて分かりやすい言葉を用いるなら、短編エッセイ集とでも言えるだろうか。タイトルは、『転んでも海外!』。ズコッとしてしまうネーミングだが、今回はとくに肩の力を抜いて読めるような本を目指した。

「転んでも」とは、端的に言えば「旅の失敗」を意味する。海外旅行にはワクワクもあれば、ドキドキもある。時には失敗だってする。書くのも恥ずかしいマヌケな体験を中心に、旅の教訓として一冊にまとめたのが本書である。

自宅を出て空港へ向かう。飛行機に乗って海を渡る。
現地に到着したら、お金を下ろし、ホテルへチェックイン。
心ゆくまで観光し、美味しいものを食べ、お土産を買う。
後ろ髪引かれる思いで再び飛行機に乗って日本へ帰る。

ごくごく当たり前の海外旅行の一連の流れだが、必ずしもルーティーンではない。まったく同じ場所を同じように旅しても、得られる経験がいつも同じ、なんてことはあり得ない。良くも悪くも、旅は偶発的な要素に左右されがちだ。嬉しい出会いもあれば、予期せぬトラブルに見舞われたりもする。予定調和ではないからこそ、海外旅行は格別なのだと思う。

言葉が通じない異国の地で、どう渡り歩けばいいのか。

空の旅、ホテル、食事、観光、持ち物、お金、帰国……と、シチュエーション別に計60のエピソードにまとめた。自宅を出てから、自宅に戻るまでの話。だからサブタイトルを、「心から満足して帰国するための旅極意60」とした。

こうした短編エッセイ集を発表するのは、実は初めての試みだ。一編一編は短いものの、短いがゆえにどうまとめるかで頭を悩ませた。書いていて、自分のことなのに「なんてアホなんだこいつは!」と別の意味でも頭を悩ませた。笑い飛ばしていただけると嬉しい。
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……とここで一旦区切りつつ、補足を。
いつものようにカラー写真に加え、今回はなんと、水谷さるころさんにイラストを描いていただきました! それも、かなりたっぷり。イラストにもぜひご注目を。
発売は11月9日。もう来週ですね。よろしくお願いします!

https://www.facebook.com/tomotripage/posts/379177558827846

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