『めざせプチ秘境!行こうと思えば案外行けちゃう地球旅行

めざせプチ秘境!

020『めざせプチ秘境! 行こうと思えば案外行けちゃう地球旅行』

■2012年11月刊/定価1,575円
■KADOKAWA


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雑誌「野性時代」で連載していた原稿を元に書籍化。モロッコ、イスラエル、パナマ、マダガスカル、スリランカ、ミャンマー、ウズベキスタン、ラオス、ブータン、隠岐の計10の旅行記を中心に、その他のオススメ国や行き方など、各種お役立ち情報もたっぷり盛り込みました。ありきたりな旅では、満足できないあなたへ!

■刊行に寄せて(2012年11月16日・FBページより)

秘境と聞くと旅心がうずき始める、という人はどれだけいるだろうか。近頃は旅番組や雑誌の特集などでも目にする機会が増えた。夢やロマンを喚起させるキーワードだと思う。けれどおそれながら、僕はそれらを疑いの目で見てしまうのだ。

秘境は言い過ぎなのではないか――。

人が誰も住んでいないような辺境の地を、危険を冒して旅するわけではない。秘境と聞いて実際に足を運んでみても、想像していた以上に観光地化されているのが現実だったりする。夢もロマンもぶち壊すような発言で怒られそうだが、これは本音である。

一方で、だからこそ気軽に訪れることができる、とも言える。僕の旅は、基本的に単なる観光旅行だ。危険な目には極力遭いたくないし、困難を乗り越えることに喜びを見出すタイプでもない。あくまでも娯楽の範囲内で楽しめれば、それでいいのだ。

プチ秘境――我が家ではこう呼んでいる。

定番ではないものの、こだわりを感じさせる旅先。「遠くへきたなあ」としみじみ実感できるようなところ。そんな場所を旅した記録が一冊の本にまとまった。

実は書き下ろしではない本は初めてである。雑誌『野性時代』にて連載していた原稿を加筆修正したものだ。とはいえ、連載時にはなかった要素をふんだんに盛り込んでいる。

今回の旅先はモロッコ、イスラエル、パナマ、マダガスカル、スリランカ、ミャンマー、ウズベキスタン、ラオス、ブータン、隠岐。旅行記メインだが、行き方や現地での過ごし方など実用的な情報もフォローしつつ、さらには本編以外にもオススメの国をたくさん紹介している。

また、本作ではとくに写真を重視した。いつも以上に撮影意欲をかきたてる被写体だらけで、シャッターを押す指にも力が入った。雑誌連載時には、スペースの都合で掲載できる写真点数が限られていたのだが、書籍化にあたり大幅に増量することができた。一から選び直した結果、連載で使っていなかった写真の割合が多くなったほどだ。

新刊ラッシュが続いたけれど、ひとまずこれで今年ラスト。
発売は11月30日。よろしくお願いします!

https://www.facebook.com/tomotripage/posts/385468238198778

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