■2020年8月7日発売/定価726円
■ハルキ文庫(角川春樹事務所)
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初めての小説、その帯付きのカバー画像が解禁になりましたのでご紹介します。
今回はなんと声優・歌手の坂本真綾さんに推薦文をいただきました! 作品の魅力をズバッと一言で伝えてくれる心強いメッセージで、見た瞬間鳥肌が立ちました。本当にありがとうございます!
声優さんとして非常に数多くの作品にご出演されながら、歌手としても活動されている坂本真綾さんですが、ヨーロッパを一人旅した旅エッセイなども出版されています。個人的にも大ファンなので素直に嬉しいです。
坂本真綾さんといえば、最近では『ファイナルファンタジーⅦ』のエアリス役が真っ先に思い浮かびます。オリジナルのFF7は自分の人生を変えたゲームで、今年リリースされた『リメイク』も、ついこの前まで自分も夢中でプレイしていたので、「エアリスから推薦文をもらった!」などと密かに喜んでいたりもします。
ほかにも『ソードアート・オンライン アリシゼーション』のアドミニストレータの坂本真綾さんも迫力たっぷりでハマリ役でした。SAOは1作目から追い続けているので、今期、戦いがいよいよ佳境を迎え、毎週ハラハラしながらリアタイしているところです。
いったい何の話をしているのかと思われそうですが、実はFFもSAOも今回の小説に少なからず関係というか影響を及ぼしている部分があるんですよね。
現実世界の旅+仮想世界の冒険――実はこれが今作のテーマのひとつなのです。
旅はリアルRPGであると、ことあるごとに言い続けてきました。今回の小説を書き上げて、そのことを改めて強く実感しています。
小説の主人公であるカケルは、初めての海外旅行に出かけます。ゲームに喩えるなら、日本を出たときには「レベル1」の冒険者だった少年が、世界を旅しながら「レベルアップ」していくような感覚です。単なる旅物語ではなく、一人の少年の成長物語としても読んでいただければと思っています。
前々回、前回に続いて小説の案内もこれで三回目。長々と書いてきましたが、こんなに熱心に新刊紹介をするのは久しぶりかもしれません(笑)。自分にしか書けない(というより書かない?)物語に仕上がりました。ぜひぜひ、よろしくお願いします。
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