■2016年3月刊/定価950円
■朝日新書
→ Kindle → Amazon → 楽天
絶景ブームを客観的に分析し、絶景とは何なのか、旅人はどんな絶景に惹かれるのかなどを論じてみました。新書ながらカラー写真もたっぷり。独断と偏見による絶景ランキングのほか、黄龍および九寨溝を「実地調査」という名目で旅した記録も。写真で見て満足するのではなく、実際に現地へ足を運ぼうという趣旨の一冊です。いざ、別格級の旅先へ!
■刊行に寄せて(2016年3月8日・FBページより)
「見る」旅について書いた本になります。「何を見るか」や、「どうやって見るか」や、「見たらどうだったか」について。
絶景をテーマとしていますが、「ここが良かった!」みたいな感じで単純にスポットを紹介していくタイプの本ではないです。どんな絶景が人気なのかを調査して、結果をランキングにまとめたり。それをきっかけに実際に現地まで行ってみたり。
おすすめの絶景を紹介するコーナーもあるのですが、旅行でそこを訪れる前提でスポットを選んでいます。写真で見て満足するのではなく、実際に行きましょう、という趣旨ですね。
また、よくある写真集のようなつくりの本とは違い、あくまでも文章主体です。新書ですが、よくある活字だけの本とは違い、カラー写真もたっぷりです。これまでにないタイプの絶景本、新書に仕上がったかなあと思っています。
今回はデータに基づいた客観的な分析も多め。堅苦しい内容ではないですが。一方で、「絶景の実地調査」という名目で旅立った話もあり、そちらはいつものゆるい旅行記的な雰囲気です。とにかく絶景だけで一冊、自分が知りたいことや言いたいことをまとめてみました。
以下、目次から一部抜粋です。
・人はどんな絶景に惹かれるのか
・絶景ランキング、一位を大発表!
・世界遺産=絶景ではない
・絶景扱いされやすいスポットとは
・世界三周して良かった絶景
・絶景旅は交通手段が限られる
・冒険ではなく観光がしたい
・絶景とはテーマパークである
・どれだけ真面目に観光するか3月11日に朝日新書から発売予定です。よろしくお願いします!
https://www.facebook.com/photo/?fbid=1396180033794255